SSL/TLS証明書の不正発行リスクへの対応について

SSL/TLS証明書の不正発行リスクへの対応についてお知らせいたします。

本件に関して、弊社が運用を担当するサーバについて影響調査を実施し、対象となるシステムへの対策(パッチ適用または回避策の適用)はすべて完了しております。また、現時点において本件を悪用した影響は確認されておりません。 本件については継続的に関連情報の収集および必要に応じた対応を行ってまいります。

参考情報

概要

2026年10月20日、認証局「eMudhra」の中間認証局証明書8件について、秘密鍵を第三者が復元できる問題が公表されました。

秘密鍵の生成に使われた乱数が不十分だったことが原因とされています。このうちSSL/TLS証明書の発行に関わる6件の秘密鍵が悪用されると、攻撃者が正規のWebサイトになりすます不正な証明書を作成できる可能性があります。

通信を傍受できる状況では、HTTPS通信の盗聴や改ざんにつながるおそれがあります。ChromeやFirefoxなどの主要なWebブラウザでは、対象の中間認証局証明書をブロックする対策が実施されています。

一方、証明書の失効情報を利用しない一部のOSやアプリケーションでは、証明書ストアの更新などが必要となる場合があります。また、Googleは関連するルート認証局「emSign ECC Root CA - G3」をChromeの信頼済み証明書一覧から削除する予定です。このルート認証局を利用するWebサイトでは、証明書の切り替えが必要になる場合があります。

チェックポイント

  • 利用しているOSやWebブラウザに、最新のセキュリティ更新を適用する。
  • Linuxサーバなどでは、ca-certificates をはじめとする証明書関連パッケージの更新状況を確認する。
  • コンテナ環境やJava、Pythonなど、OSとは別の証明書ストアを利用するアプリケーションについても、更新状況を確認する。
  • 公開中のWebサイトで使用している証明書が、信頼対象から削除されるルート認証局に依存していないか確認する。

参考サイト

最新の情報は参考サイトをご確認ください。

更新履歴

2026/10/26 初版公開

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